違和感と孤独を振り返るBlog

いわゆる「一般社会」「周囲の環境」に自分を合わせ込んで40年。3年前のメンターとの出会いをきっかけに、ずっと奥にしまって分からなくなっていた自分の感覚や感情を少しずつ取り戻し始めました。幼少期から現在に至るまでに感じた「違和感」と「孤独」を綴るBlog。過去を再認知していくこの行為を通じて、私の体験や内なる感覚を言語化していきます。

使命は探し求めると見つかる?!

美容室で30代前半の美容師さんとの「使命」について会話をした。

 

美容師さん本人が顕在意識でわかっていたこと。

 

・使命は?:故郷熊本(被災地)の直接的な復興支援活動

・どんな気持ちで復興支援活動をしているか?:自分自身は東京に住んでいたため被災していないが、親兄弟が被災し、多くの人に助けてもらったからその恩返しをしたい

 

ここからはコーチングの手法で引き出した内容。

 

・自分が受けた恩ではないのに自分が返す理由は?:お世話になった先輩がいたが、7年前に他界したためその先輩に直接恩返しすることはもう叶わない。当時その美容師さんは20代前半でいきがって生きていたため「うるさい先輩だな」と疎ましく思っていたが、死後に先輩の日誌を読んだ際、すごく自分のことを思ってくれていたことが判明。数年間は悔やんで過ごした。

震災をきっかけに、間接的に恩返し(社会のためになる活動をする)ができることに気づいた。被災者が少しでもハッピーになると、もっとパッピーにしたい、より多くの人をハッピーにしたいと感じるようになっている。20代の頃はお金や名誉を求めていたが、今は自分の価値観で生きることができているのかもしれない。

 

話し終えた後の美容師さんのコメントは「自分がこんなに自分のことを話すのは稀。誘導せず話したいように話させてもらったのに、なぜそれを使命と思うか?が自分の中から出てきて、いくつかの点が線になった。」というものだった。

 

connecting the dotsというか、使命は探し求めると見つかるというか、不思議な会話だった。