違和感と孤独を振り返るBlog

いわゆる「一般社会」「周囲の環境」に自分を合わせ込んで40年。3年前のメンターとの出会いをきっかけに、ずっと奥にしまって分からなくなっていた自分の感覚や感情を少しずつ取り戻し始めました。幼少期から現在に至るまでに感じた「違和感」と「孤独」を綴るBlog。過去を再認知していくこの行為を通じて、私の体験や内なる感覚を言語化していきます。

仕事から最寄駅について最初の十字路を曲がるとすぐ、ミルクティー色のトイプードルと目が合った。

 

目が合った瞬間、満面の笑顔を見せ(犬が笑うのかは知らないが私にはそう見えた)、しっぽを振って私の方に歩んできた。

 

飼い主さんに許可を取って撫でさせてもらうと、地面にごろりと仰向けなり、おなか全開に。

 

私が全身を撫でると、笑顔でこちらをみながら、前足を私の腕に絡めたりして戯れてくる。

 

あー。可愛い。本当に可愛い。私が犬に感じる可愛さは尋常じゃない。心臓がドキドキする。これは何を意味するんだろう。

 

しゅう君と名付けられたその犬に「しゅう君ありがとう!またね!」と別れを告げた時、飼い主さんが高揚した様子で「こちらこそありがとうございました!」と言った。まるでしゅう君がその飼い主さんに乗り移ったかのように。